防腐処理

 

主な防腐処理の種類と特徴

✅ タナリス注入処理(加圧注入方式)

  • 使用薬剤:タナリスCY/AQ(JIS K1570・K1571対応)

  • 特徴:木材の内部まで有効成分を浸透させ、優れた防腐・防蟻性能を長期間保持します。

  • 用途:矢板、杭、法面材、仮設構造物 等

  • 外観:処理直後は緑色。時間とともに灰褐色へと変化

✅ リグノケア LC350 処理(高耐久・無機系防腐剤)

  • 特徴:ホウ素系薬剤を使用し、腐朽菌やシロアリに強い効果。無色透明に近く、景観配慮にも最適。

  • 用途:景観材、構造材、住宅部材など広範囲に対応

  • 対応:JAS認証済製品あり/施工条件に応じて処理深度調整可

 

木材は自然素材であるため、湿気や水分によって腐食してしまいます。そのため、長期的に使うものには防腐処理が必要になります。当社では提携外注業者にて、タナリス注入による防腐処理をお客様に提供しています。この処理によって木材を長期にわたって保護し、耐久性を向上させることができます。また、タナリス注入は環境にもやさしい防腐剤であるため、安心して使用することができます。さらに加圧注入によって、より均等に防腐剤を注入することができるため、より高い効果を期待できます。木材の処理養生後は、降雨など水に濡れても主成分はほとんど溶け出しません。建築基準法で使用が禁止されている「クロルピリホス」は使用していません。また有害性の高い6価クロム、ヒ素は使用していません。シックハウス対策の規制を受ける「ホルムアルデヒド」の放散量は、薬剤処理しない木材と同等です。

 

 

 

薬剤注入施設

 
 
 
 
 
 

薬剤注入前後